ロッシーニ「アルジェのイタリア女」は「後宮からの逃走」のパクリ?
ウエディングベルズ.
アイヴァンホー.
ポンポネッラ.
クラシカジャパン2012年ボローニャ歌劇場の「アルジェのイタリア女」イザベッラ役のアンナ・ピッツォラート、どこかで見たことがあると思ったら、ロッシーニの「スターバト・マーテル」でネトレプコと歌っていたメゾソプラノでした。
ちょっと太めの人で、太守セリムが一目見て美しい!と驚くには無理がありました。
恋人役のリンドーロは東洋系のテノール、シー・イージェで、「オリー伯爵」のタイトルロールを歌っていたのをクラシカジャパンで数年前に観たことがあります。
欧米の歌手の中に東洋系の歌手が入るとどうしても見劣りしてしまうのですが、よほどうまい人だということで登用されているのでしょうか?
以前購入した1987年シュトゥットガルト放送響のDVDはイザベッラも美人で、リンドーロもロバート・ギャビル、何と「トリスタントイゾルデ」でニーナ・シュテンメの相手役の若かりし頃の映像、ハンサムでした。
内容的にはモーツワルトの「後宮からの逃走」に似ていて、異国の宮殿に捕らわれの身となった恋人を救い出すというものですが、そう言えばバレエ「海賊」もそのようなお話だったような・・・
後宮から恋人を救い出すというストーリーは18世紀から19世紀初頭にかけて流行っていたのでしょうか?
そういえばアラビアンナイトの時代からそのような事はあったみたいですね。