今期最後のベネチア・アンダルシア
サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂
ブーゲンビリア咲く路地
ゴンドラクルーズ6
ネルハの海岸
マドリードのオベリスク
オリーブ畑の教会
いつも同じテーマを20数枚単位で描いています。
ベネチア・アンダルシアもこれが最後になり、次からのテーマは、花天使・花母子像。
ルネッサンス期の絵や音楽に興味があり(いつも言っている)、イタリアやスペインの旅行でますますその傾向が強くなりました。
特に宗教画や宗教曲の中で出てくる聖母子像が絵のイメージを膨らませていったような気がします。
欧州を旅行していても、教会や高い鐘楼を見るとついシャッターを押してしまいます。
今は、30代の頃過ごした場所、オーストラリアのメルボルンの絵を描いていますが、その頃から塔を中心にした絵ばかり描いていて、特に宗教心があるわけでもないのですが、塔を中心にすると絵になりやすいと言う単純な理由からです。
月並みな絵ですが、宗教曲を聴きながら描いていると、だんだんその気になってきて、作業もはかどります。
我が家は浄土真宗なのに、お経の内容も解らず、仏壇にお供え物をしたりして、、、宗教心は薄い方だと思います。
その点、西洋の宗教曲は美しく、内容も解りやすいので、つい耳を傾けてしまいます。
どの宗教にせよ、絶対的な存在(それを神と呼ぶなら)、心のよりどころを求めて、癒されたり慰められたりしているのかもしれません。