アンダルシア・ベネチア風景~音楽を聴きながら
ネルハの展望台
ネルハの海岸
グラナダの街
サン・ジエレミア教会
サンタ・マリア・ラ・サルーテ教会
マドリードの公園より
ゴンドラクルーズ
旧サンタ・キアラ修道院
音楽を聴きながら絵を描くことが多くなりました。
絵を描いているだけでは中々気持ちが続かないので音楽を聴いています。
演奏家の集中力の凄さが、自分もやらなければと気持ちを駆り立ててくれるのかもしれません。
中でも、BSプレミアムでテオドール・クルレンツィスの率いるムジカエテルナ楽団は2回放映されて、ますます興味が湧いてきました。
一つはパリ、サント・シャペルでの宗教曲の合唱、もう一つはギリシャの遺跡、デルフィ古代野外劇場でのベートーベン交響曲7番。
普通の劇場での演奏ではなく、TV用に作られたものでしょうか。
クルレンツィスのベートーヴェンは、まるでロックのように聴こえてしまいます。
クラシックを現代に蘇らせ、身近なものとして提示してくれているようなところがあって、引き込まれてしまうのかもしれません。
クルレンツィスのYouTubeを見ると、最近シューベルトの「冬の旅」をピアノ伴奏ではなくオーケストレーションで歌っていました。
ベースになっているのは、ハンス・ツェンダーと言う指揮者・作曲家の編曲によるもので、一風変わったやり方なのに、とても新鮮に感じ、何日もこの曲ばかり聴いていました。
シューベルトの曲は以前もよく聴いていましたが、「美しき水車小屋の娘」「白鳥の歌」はイアン・ボストリッジのものが一番好きです。
でも何度も聴きたいと思うのは「冬の旅」。
生きることの哀しみや憂いが重なって、いつの時代にも心に寄り添ってくれる普遍的な歌曲という気がします。
もしかしたら、上手くいっている人には響かないかもしれませんね~~~